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2026-09-23 アレコレ編集部

通販で秋のブーツを買って後悔した話|サイズ・防水・歩きやすさで学んだ3つのこと

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通販で届いたブーツの箱を開け、履いてみて足のきつさに困った表情の女性

秋物セールで見つけたショートブーツ。写真のシルエットがきれいで、レビューも星4.3。「サイズは普段通りでOK」というコメントも多かったので、迷わず普段のスニーカーと同じサイズでポチりました。届いた箱を開けて足を入れた瞬間、あれ、なんかきつい。甲のあたりがギュッと圧迫されて、ファスナーもギリギリしか上がりません。しかも数日後の雨の日に履いてみたら、つま先からじんわり水がしみてくる始末。「サイズ通りで大丈夫」の言葉を信じたのが、そもそもの間違いだったようです。

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「普段通りのサイズでOK」を信じたのが失敗の始まりだった

スニーカーとブーツでは、同じサイズ表記でも足入れの感覚がまったく違います。スニーカーは布地やニット素材で足の形に合わせて伸びますが、ブーツは合皮やレザーなど硬めの素材が多く、履き慣らすまでに時間がかかるうえ、甲まわりの余裕もほとんどありません。私が買ったブーツも「サイズ通り」のはずが、実際には甲周りの高さが足りず、かかとを入れるだけで一苦労でした。

調べてみると、日本人の足は欧米ブランドのラスト(木型)に比べて幅広・甲高の傾向があるとされ、海外ブランドのブーツでは特にワンサイズ〜ハーフサイズ大きめを選んだ方がいいケースが多いようです。「普段のサイズ=そのまま買って大丈夫」という思い込みが、今回の失敗の根っこにありました。

サイズ失敗は私だけじゃなかった

さすがに落ち込みましたが、調べてみると靴の通販でサイズを失敗する人は決して少数派ではありませんでした。返品データを分析するRecustomerの調査では、靴業界のEC返品・交換率は平均8.87%にのぼり、アパレル全般よりも返品が起きやすいカテゴリーだと報告されています。経済産業省の調査でも、2024年度の物販系分野のアパレルEC市場規模は2兆7,980億円・EC化率23.38%まで拡大しており、試着せずに靴を買う機会自体が年々増えていることがわかります。

外国の事例でも状況は似ています。イギリスのオンライン靴購入者を対象にした調査では、返品理由の実に93%が「サイズ・フィット感の不一致」だったと報告されており、靴のサイズ感は写真や説明文だけでは判断しづらいという課題は、国や言語を問わず共通しているようです。海外の調査会社の分析でも、靴のオンライン返品率はブランドによって17%〜30%台まで幅があり、ブランドごとにラストの形が違うことが返品の主因として挙げられています。

足の測定ポイント(足長・足幅・甲の高さ)を示す図解

防水機能の見誤りにも気づいた

きつさだけでも十分こたえたのに、追い打ちをかけたのが防水性能の勘違いでした。商品ページには「雨の日も安心」と書かれていたのですが、実際には撥水加工止まりで、本格的な防水仕様ではなかったようです。撥水と防水は似ているようでまったく別物で、撥水は表面で水を弾く程度の加工、防水は素材そのものに水を通しにくい処理が施されているという違いがあります。

靴のお手入れに詳しいサイトによると、フッ素系の防水スプレーは繊維の1本1本に浸透して撥水・防汚性を高め、通気性を保ちながら効果を発揮するのに対し、シリコン系は表面を膜で覆うぶん撥水力は高いものの通気性が落ちやすいという違いがあるそうです。新品のうちからスプレーをかけておくのが基本で、乾燥にも最低30分程度はかけた方がよいとされています。私は「防水スプレーは汚れてから使うもの」だと思い込んでいたので、購入直後にケアしておけば、あの雨の日の悲劇は防げたかもしれません。

歩きにくさの正体は「甲まわりの隙間」だった

サイズと防水の失敗を乗り越えてなんとか履き続けてみたものの、今度は「歩きにくい」という新たな悩みが出てきました。調べてみると、ブーツが歩きにくく感じる原因の多くは、足の甲まわりにできる隙間にあるとされています。特に幅広・甲高の足だと、欧米ブランドのブーツでは甲の部分がきつい一方で、足首まわりには余分な隙間ができやすく、歩くたびに足がブーツの中で泳いでしまうのです。

対策として紹介されていたのが、足裏の前半分だけをカバーする「ハーフインソール」の活用です。足全体を覆う厚手のインソールを入れると逆に甲が圧迫されて血流が悪くなることがある一方、前滑り防止用のジェルパッドなどをつま先側だけに入れることで、圧迫感を増やさずにフィット感を高められるとのことでした。シューレースやバックルで甲部分をしっかり締めることも、靴擦れ防止に効果的だそうです。

秋の舗道を新しいブーツで歩く女性の後ろ姿

次に買うなら、ここを先に確認する

今回の一連の失敗を踏まえて、通販でブーツを買うときに事前に見ておくべきポイントを整理しました。

チェック項目見るべきポイント❌よくある失敗
サイズ表記実寸(足長・足幅・甲周り)の数値まで載っているか「普段通りでOK」のレビューだけで判断
素材の硬さ合皮・本革など、履き慣らしが必要な素材か布製スニーカー感覚でジャストサイズを選ぶ
防水表記「撥水」なのか「防水」なのか明記されているか「雨の日も安心」の一文だけを信じる
返品・交換条件サイズ違いでの返品が可能か、送料負担はどちらか確認せず注文し、後から「対象外」と言われる

サイズだけでなく素材や防水表記、返品条件までひとつずつ確認しておけば、今回のような「履いてから後悔する」展開はかなり防げたはずです。特に「甲周り」の実寸が載っているかどうかは、私が一番見落としていたポイントでした。

ブーツ購入前に確認すべき4つのチェック項目のフロー図

サイズ選びのポイントを知っておくことが一番の予防策

今回の一件で痛感したのは、「サイズ通りだから大丈夫」という言葉を鵜呑みにせず、素材や甲周りの実寸、防水表記まで確認するひと手間が、失敗を防ぐ一番の近道だということです。とはいえ、ブーツを買うたびに商品ページと口コミを隅々までチェックするのは、正直かなり時間がかかります。特に秋冬シーズンは新作が次々出てくるので、悩んでいるうちにサイズ欠けになってしまうこともよくあります。

だからこそ、商品ページのURLを貼るだけでサイズに関する低評価レビューの傾向や防水表記の実態をAIがまとめて確認してくれるようなサービスがあれば、注文前のひと手間をぐっと減らせます。次にブーツを買うときは、そうした事前チェックを活用して、今回のような「履いてから後悔する」展開を避けたいと思っています。

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